スポチャン
田邊会長に訊く
No.39
[総会報告と異種競技審判員の説明]

12月5日(日)に(社)日本スポチャン協会の予算総会が開催されました。

先般の12月5日の総会で、選定会員及び地方支部の代表者にお集まり頂き、予算総会を開催しました。事業計画、そして協会本部役員の改選の報告などがありました。
又、審議中の公益法人についての説明が岩尾担当からあり、その内容は定款の変更内容とその理由、内閣府からのリクエスト、それに対応した諸々の事案などです。既に皆様方には当日出席した代表者から様々なご説明を受け、十分にご理解頂いたことと思いますが、簡単にここでご説明しましょう。

先ず、選定会員の資格として「20名以上の習技者がいる」事等。又、全ての指導者はスポチャンの全種目を指導できるわけではなく、自分の専門とする種目(段位を取得している種目)に限定して指導ができる事等。例えば小太刀6段を取得している者が、長槍の段位は無いにもかかわらず、長槍の指導をする、又は段位の認定等々をすることはできないという事です。これは無免許運転の如き事であります。原則として、教授者は、教える種目の有段資格を取得することが先ずは一歩です。それは当然として本部昇級昇段の申請をする時にも自らの資格段位を明らかにして申請しなければなりません。

何れにしても、組織作りでありますので我々のバイブルになるところの指導書や定款を熟読し、更に万障繰り合わせて本部講習会で技術習得、又本部の主催する大会に参加して実技体得して貰わなければ本当の事は身に付きません。

来期も各地域に於いて本部講習会を開催いたしますので、1人でも多く参加し、正しい「理解と技術」を習得して貰いたいですね。戦う時には我流で戦って些かも問題はないのですが、指導については、正しい指導手順で指導しなければ習技者には誠に申し訳ない事です。やはり、強い、又が勝つだけの指導方法では、折角はじめたスポチャンも長続きはしないでしょう。やはり精神的な指導が必要でしょう。
きちんと順序よく学んだものは必ず身体で憶えて一生身に付くものだと思います。始めはつまらないかもしれませんが、やがて芸は身を助くに繋がるものと私自ら体験した事です。皆さんもそのような考え方を持って指導して頂く事を御願いいたします。

最近、異種競技が大変面白かったということですが。

地方大会に行くと異種競技があり、大変面白く、昔のスポチャンの始まりの頃のような改めて新鮮な気持ちで見ることができました。
特に、11月に開催された静岡県の全国レクリエーション交流大会内で行われた異種競技は、各種目の卓越した者(有段者)が出場したため大変に面白かったですね。しかし審判員も卓越した者でなければなりません。

この異種部門の試合を行うに当たり、皆さんに再確認して頂きたいことがあります。

この異種部門の試合は、例えば、短刀VS長槍の場合、選手は各有段者であることは当然ですが、審判員も1級短刀審判資格及び1級長槍審判資格の両方を取得していなければなりません。そうでなければ、無資格の審判員が審判をした試合ということで、試合自体が無効となります。審判技術以上に無資格であることは、大変に問題があります。

これはその他の種目にも言えることで、長剣両手VS棒、楯小太刀VS杖、等々、両方の1級審判資格を所有している審判員しか審判することができません。要するに、異種部門の審判ができる者は、スポチャンの全種目の1級審判資格を有する者であるということですね。異種審判とはそういうものです。どの競技にも精通し、その競技においても有段者ではじめて異種全般を見ることができるのです。軽々に紅白の旗を持ち、旗の上げ下げをしている。そのような事に決して無きようにして頂きたいですね。無効試合となった場合、選手には大変に申し訳ない事でありますので、くれぐれもご承知下さい。

第36回世界選手権大会 模範演武 長槍vs二刀

有り難うございました。
来年もどうぞお楽しみに!!

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